FXの取引時間はいつがいい?取引が活発なおすすめ時間帯と避けるべき時間帯

「FXの取引時間は、いつ頃が最適な時間帯なのか?」との疑問をお持ちではないでしょうか。

結論からいって、FX取引の最適な時間帯は、取引スタイル・狙う通貨ペアによって異なります。

この記事では、FXに最適な取引の時間帯と避けるべき時間帯を詳しく解説します。

FXの取引時間に関する基礎知識

まずは、FXの取引時間に関する基礎知識を解説します。

FXをこれから始める方は、必ず理解しておくべき内容です。

ぜひ、ご参考ください。

FXは平日24時間取引が可能

FX取引は、一般的に平日であれば24時間取引が可能です。

日本のマーケットが閉まる時間帯になると、ロンドン市場で取引、ニューヨーク市場で取引と、常に取引されるマーケットが変化していくため、いつでもFX注文が可能です。

しかし、投資家がどこのマーケットに注文するか選択する必要はありません。

外国為替取引では、銀行などの金融機関がインターバンク市場というネットワークを通じて取引をするため、そもそも取引所は存在しません。

先のロンドン市場やニューヨーク市場というのも、特定の取引所を表すわけではなく、取引が活発におこなわれる地域を表しているのです。

つまり、ロンドン市場であれば、ヨーロッパで取引が活発におこなわれていることを表しています。

FXは、24時間注文が可能ですが、利用するFX会社がシステムの整備をおこなう関係で、厳密には朝方1時間ほど取引ができない時間帯も存在します。

取引できない時間帯とは

FX取引ができない時間帯には、次のようなものがあります。

  • 土日・祝日
  • クリスマス
  • 大晦日・お正月

基本的に、土日は世界中の金融機関もお休みのため、FX取引はできません。

また、世界的な祝日でも取引がお休みになるケースが見られます。

クリスマスや大晦日などが代表的な例です。

日本ではクリスマスがお休みになることはありませんが、海外ではクリスマスを重視するため、FX注文ができない、もしくは時短されます。

こうしたFX取引ができない時間帯は、利用するFX口座によっても異なるため、自分が利用している・利用を検討しているFX口座で確認するとよいでしょう。

FXには夏時間と冬時間がある

FX取引には、夏時間・冬時間と呼ばれるものがあります。

夏時間・冬時間の習慣は、日本では馴染みが薄いため初めて耳にする方が多いでしょう。

夏時間とはサマータイムとも呼ばれ、日の出が早い時期に1時間前倒しで仕事をおこなう習慣のことです。

一般的には、3月〜11月までが夏時間(サマータイム)、残りが冬時間(ウィンタータイム)とされています。

夏時間と冬時間では、取引開始時刻に違いがあるため、利用するFX口座で確認するようにしましょう。

FX口座ごとの一週間の取引可能期間

FXでは、平日24時間取引が可能と解説しました。

しかし、月曜日の何時から金曜日の何時まで取引ができるのでしょうか?

その答えは、利用するFX口座によって異なります。

FX口座を提供するサービスの中でも、有名な5つの取引開始時刻と終了時刻をまとめました。

FX口座名平日取引時間※夏時間週末取引時間※夏時間
DMM FX7:00~土~5:50
SBI FX トレード7:00~土~5:30
YJFX!7:00~土~6:50
GMO クリック証券7:00~土~7:00
みんなのFX7:10~土~5:50

各FX会社では、平日でも10分〜1時間ほどのメンテナンス時間を設けているケースがあります。

その間は、ポジションを保有したり、決済したりできないため、注意が必要です。

FXの取引が活発な時間帯はいつ?

FX取引が活発になる時間帯は、下記の時間帯です。

  • オセアニア時間:6時〜8時
  • 東京時間:8時〜15時
  • 欧州時間:15時〜21時
  • ニューヨーク時間:21時〜翌6時

上記時間帯は、相場が活発化する時間帯のため、積極的に狙っていくとよいでしょう。

【オセアニア時間】7時〜15時

オセアニア時間と呼ばれる7時〜15時では、ニュージーランドのウェリントン市場やオーストラリアのシドニー市場が活発な時間帯です。

オセアニア時間で活発化する通貨は、ニュージーランド・ドル(NZD)と豪ドル(AUD)関連の通貨ペア。

ニュージーランド・ドル(NZD)と豪ドル(AUD)は、メジャー通貨ではあるものの、米ドルや日本円と比べると取引量が少なく、マーケットへの参加者も少ないケースが一般的です。

NZDとAUDは、ともに資源国通貨であるため、コモディティーの影響を強く受け、値幅変動率(ボラティリティ)が高いのが特徴です。

また、ニュージーランドの政策金利は、日本よりも高い傾向にあるため、スワップポイント目的で取引するトレーダーも多く存在します。

オセアニア時間は、大きな利益を狙える一方で、損失が拡大する恐れもあるため、FX初心者の方は取引を避けることが賢明です。

【東京時間】9時〜17時

東京時間と呼ばれる9時〜17時では、日本や香港、シンガポールなどのマーケットが活発化し、アジア圏の投資家が取引に参加してくる時間帯です。

特に活発な動きを見せるのは、円(JPY)絡みの通貨ペア。

日本では、各金融機関がその日の基準となるレート(仲値)を9時55分に決定します。

そのため、9時55分に向け、ドル需要が高まり、ドル高/円安になると言われています。

また、5日や10日など5の倍数日は、ゴトー日と呼ばれ、輸入業社の決算日。

ゴトー日には、輸入業社がドルを求めるため、ゴトー日の9時55分はドル高/円安が顕著に現れるとされ、仲値ゴトー日と呼ばれています。

一般的には、仲値が決まる9時55分を境に相場が落ち着き、その後、欧州時間と被る15時に近づくと再び相場が活発化します。

東京時間では、安定したトレンドが発生しやすいため、FX初心者の方でも狙いやすい時間帯でしょう。

【欧州時間】17時〜1時

欧州時間はロンドン時間とも呼ばれ、17時〜1時の間でユーロ(EUR)やポンド(GBP)関連が活発化します。

ユーロは、米ドルに次ぐ世界第2位の取引量を誇るため、トレンドが発生しやすい時間帯です。

また、ユーロ圏の経済指標が発表されることで、値動きが特に大きくなります。

しかし、19時ごろになると、欧州勢はお昼休みに入り相場が落ち着く傾向にあります。

そのため、19時直前にトレンドが発生した場合には、19時を境に勢いが緩むケースもあるため、注意が必要です。

その後、21時には、世界最大取引量を誇るニューヨーク市場が開くため、それに向けて多くの投資家がマーケットに参加してきます。

欧州時間は東京時間よりも価格変動が激しいですが、大きなトレンドを利用して利益を狙えるため、初心者の方にもおすすめです。

【ニューヨーク時間】21時〜6時

21時〜翌6時は、1日の中で最も相場が活発化するニューヨーク時間です。

深夜2時までは、ロンドン市場が市場が開いていることもあり、トレンドが形成されやすい時間帯です。

また、1時になると、日本の仲値に相当する「ロンドンフィックス」が決まるため、米ドル(USD)とユーロ(EUR)、ポンド(GBP)関連の値動きが激しくなります。

アメリカの経済指標や政治情勢は、世界中の投資家が注目しているため、雇用統計や大統領の発言などファンダメンタルズの影響も受けやすいのが特徴です。

ニューヨーク時間は、一方向へ持続的なトレンドが形成されやすい時間帯でもあるため、FX初心者の方は積極的に狙っていくとよいでしょう。

FXの市場は、厳密な取引所があるわけではなく、取引の活発な時間帯を表します。

そのため、市場のオープン時間が異なるケースも珍しくありません。

しかし、「どの時間帯にどの通貨が活発化するのか」を抑えておくことで、相場の流れに乗りやすくなり、FXでの収益化につながります。

【注意】FX取引で避けるべき時間帯

取引時間の中には、FX取引を避けるべき時間帯も存在します。

  • 日本時間の早朝
  • 重要な経済イベントの前
  • 金曜日の終値と月曜日の始値

なぜ、上記の時間帯を避けるべきなのか、その理由について詳しく解説します。

日本時間の早朝

日本時間の早朝6時~7時頃は、取引を控えることをおすすめします。

理由は、下記の2つです。

  • 突発的な価格変動が発生しやすい
  • スプレッドが開く可能性が高い

6時から7時ごろは、ニューヨーク市場が閉まり、オセアニア市場へとバトンタッチするタイミングです。

しかし、オセアニア市場は、取引量自体が少ないため、ボラティリティが高い傾向にあります。

そのため、突発な価格変動が発生しやすく、予想に反した動きにより損失が拡大する恐れがあるのです。

また、6時から7時の取引量が少ないことで、FX会社はスプレッドの幅を広めに確保しています。

スプレッドが広いということは、その分取引にコストがかかるということ。

6時から7時は、損失が拡大する恐れがある上に、取引コストの負担が大きいため、取引を控えるとよいでしょう。

重要な経済イベントの前

重要な経済イベントの前は取引を控えるとよいでしょう。

為替レートは、経済指標や大統領の発言によって相場が荒れることがあるためです。

FXにおいて、経済指標や経済ニュースを軽視する投資家も存在します。

しかし、国の経済状況をもとに価格を予測する分析方法(ファンダメンタルズ分析)があるほどなので、決して無視できるものではありません。

そのため、重要度が高い経済イベントの前は、取引を控えるなどリスク回避に努めることが重要です。

金曜日の終値と月曜日の始値

金曜日の終値(終わりの価格)と月曜日の始値(始まりの価格)は大きく相場が変わるため、FX初心者は注意が必要です。

金曜日の終値と月曜日の始値がかけ離れて「窓」を形成することがあります。

窓の形成によって、含み損が拡大した場合、ロスカットが執行される恐れもあるため、金曜日のうちに決済しておくとよいでしょう。

仮にどうしてもポジションを持ち越したい場合には、窓の形成を考慮したポジション・資金管理を心がけましょう。

FX取引のスタイルにあった時間帯を選ぼう

この記事では、FXに最適な取引の時間帯と避けるべき時間帯を解説しました。

一般的に、日本時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間がFXで狙うべき時間帯です。

オセアニア時間は、難易度が高い時間帯のため、FXで収益が出せるまでは避ける方が賢明でしょう。

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